ニアショア機構のビジョン
Vision日本のシステム開発と運用のあり方を再定義し、イノベーションをもたらす
私たちが目指すもの
日本のシステム開発と運用のあり方を再定義し、イノベーションを実現します。多重階層構造や不透明なエンジニア価格の問題を是正し、業界全体の透明性を高めることで、適正なコストと高品質なサービスを両立させます。また、深刻なエンジニア不足に対応するため、従来の常駐スタイルでの開発に加え、スピーディーにエンジニアを確保する仕組みを整備し、地方の活用とリモートワークを強力に推進します。これにより、地理的制約を超えた柔軟な働き方を実現し、日本のシステム開発の効率性と競争力を大幅に向上させます。また、近年発生すると予想されている南海トラフや首都圏直下型地震といった自然災害や地政学的リスクに対して、企業が事業継続性を確保することが求められています。地方分散型のシステム開発を推進することで、企業のリスクを低減し、事業の安定性を高める手段をご提供します。
Shifts in Era and Industry開発環境を取り巻く時代・業界の変化
システム開発における常駐神話の終焉とニアショア開発
新型コロナウイルスは、これまでのシステム開発のあり方を一変させ、大きな変革を余儀なくされました。テレワーク環境が普及し、地理的な制約が少なくなりました。
この状況により、ニアショア開発の可能性がさらに拡大しています。地域の開発パートナーとの協力により、コミュニケーションの円滑化や文化的な理解を活かした効率的なプロジェクト達成が可能となります。
さらに、全国から優秀なエンジニアや、外注先企業を獲得することができるニアショア開発は、新たな時代に対応するための有効な手段として重要性を増しています。
円安の進行とニアショア開発
カントリーリスクと円安の進行により、オフショア開発を活用するメリットが薄れています。具体的には、中国の元やベトナムのドンが過去3年間で約35％も円安になっており、以前1人月40万円で活用できたところが現在は54万円必要になる計算となります。オフショア開発を活用していた大企業が国内回帰の動きを鮮明にしています。
Comparing Offshore & Nearshoreオフショアとニアショア開発の違い
ニアショア開発
- コミュニケーションが容易
- 時差の最小化
- 高い品質と国内法に準拠
オフショア開発
- 大規模体制の構築が可能
- コストの削減
- 初期ベンダー選定が難しい
Greeting代表理事挨拶
ユーザー企業の事業部門・IT部門は、事業の円滑な運営を支える基幹システムと合わせて、イノベーションやIT活用を通じて売上拡大を模索するDX投資も考える必要があり、優秀なエンジニアや外注先の確保が、事業推進の生命線を握ると言っても過言ではありません。
ニアショア開発は、テレワークの普及によって地理的な制約が少なくなったことにより、全国規模での調達活動が可能になるばかりではなく、急激なコスト上昇が起こっている首都圏ベンダーから切り替えることによってコストの最適化が実現できます。
ぜひ、IT戦略の一環として、ご検討いただけると幸いです。
